ターゲット顧客は施設経営者とお客様、顧客ニーズは 

 ターゲット顧客は、集客施設の経営者・管理者人口の1.2%を占め全国に150万人存在する富裕層とも重なる。

 また、店舗・ビルオーナーや建設時の施主、および工務店や建設に関係する建設設計事務所、設備設計事務所、インテリアデザイン、住宅メーカー、リフォーム住宅建設業、内装工事者等。

 ターゲット顧客に対し、商品企画を提案し、顧客参加型の商品開発を行う。
 例えば、ターゲット顧客をぐんまフラワーパークと仮定すると、テーマを雪の結晶のようないろいろな花模様シリーズの縁なしステンドグラスパネル54枚を1m角商品6枚で構成する組立セットを提案。サンプル展示を行いながら反応を確かめ、試作改善を繰り返し商品化する。
 一覧表示パネル展示以外にもステンドグラスのトンネルや冬ならばイルミネーションと一緒にハートマークのパネル等も差替え展示する等効果的な展示を試みる。簡単なクイズ、ゲーム、プレゼント、景品等のおもてなしで情報収集を行うと共にお客様のリピート化や口コミを促進する。同時にプレスリリースで、マスコミ報道を期待、話題づくりを行い拡散しながらHPへ誘引し増加を図ることで、次の販路開拓につなげる企画です。
 ぐんまフラワーパークを例に挙げたのは、費用対効果を考える、入園する人数が大勢になる程、波及効果も大きくなる一方お客様一人当たりの費用負担が小さくなるので、規模の大きい集客施設程、導入し易くなることに着目した。
 ここでは、癒しや感動などの効果測定は官能検査の難しい分野で数値化出来ないが、お客様一人当たりの費用負担配分は計算可能なので、ざっくり算定してみた。年間入場者数と、1m角商品6枚の費用を計算してみると、(約3円、但し3年定率減価償却)の推定になる
 つまり、お客様が得る感動体験が、この金額を上回ると経営上判断出来れば導入する価値がある、わけです。無論、お客様も、あれば喜ぶはずです。

顧客ニーズは、

 経営者・管理者として施設の集客を図り業績を上げること。モノ離れが進んだ現在、トレンドとして体験を売ることで集客を図るニーズが多い。
 施設管理者(購入者)は、わくわくドキドキの体験サービスで集客したい。それも、五感の55%を占める視覚による『見る感動』を伴ったサービスを演出したい、と考える。

 他方、施設訪問者のお客様は、楽しい感動体験でリフレッシュしたいニーズがある。

 例えば、娯楽施設の装飾間仕切や壁面装飾の輝く雰囲気の中で、食事をしたり、ライブショーを堪能したり、演奏を聴いたり、歓談したりして楽しさを満喫することです。

このお客様ニーズに沿った『見る感動体験』を、施設管理者は演出する必要がある

 つまり、ターゲット顧客は、見る感動を演出する施設管理者と、それを『魅せる感動』と受け止めるお客様との双方であり、両者のニーズの一致点が集客成果を上げ成功するポイントになる

お客様も、間接的なターゲット顧客。

 お客様は、消費者でもあり気紛れで我儘な側面も多く、お客様ニーズは常に変化している。これに迅速に対応することが、施設管理者の大事な責務になる。

 また、当商品に限らず縁なしステンドグラス全般の顧客層を、三層の顧客ピラミットとして捉えると、上部層が既に説明した富裕層を中心にした経営者や施設管理者、中部層がニューリッチ層(600万世帯)で主に部屋や住まいを飾りたいニーズがある。下部層が20~30代の若い女性(全国に推定600万人)で、主に装いや部屋を飾りたいニーズがある。

以上の顧客層全てが、お客様としてのターゲット顧客です。さらに、殆どの消費者も同様です。

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投稿日:2018年12月25日