商品プラン・縁なしステンドグラスの成長性

 建築分野平面装飾に於いて、主に建材や間仕切、照明用として、『格子型ステンドグラス』は、縁なしステンドグラスを活用した新しい価値を提供する商品です。

 特に、集客施設の平面装飾では、"華やかさと新鮮な雰囲気に手軽に生まれ変わる"特徴を持つ、新しいタイプのステンドグラスで、お客様のニーズに模様替えで対応きる使い勝手の良い商品です。

① 市場規模

 国内に於いて、新築の集客施設に限らず、施設のリフォームも視野に入れた展開を図る。(標的市場を参照
 欧米から、明治維新後輸入され普及したが、それ以降大きな変化もなく、近代化した施設にも普及しなかった。それにも拘らず、日本にも多くのあこがれを抱くファン(特に女性)が存在している。ステンドグラスぽい商品とか、もどき商品の存在でありファンの多さを物語っている。多くの人達は所有せずとも見る感動体験は望んでいるはず。つまり、潜在需要として眠っている。なので、顧客ニーズを満たす商品を開発すれば市場は活性化する課題は、これを解決した商品の出現であり、当商品は、その一例、と認識している。

将来、ステンドグラスの本場、欧米の巨大市場へ輸出することを、念頭に創業する。

 欧米市場は、国内市場と比較にならない巨大市場。元来、ステンドグラスは、石造り建築・ステンドグラス窓で象徴される西洋文化が育んだ傑作です。
 その本場に、新しいタイプの縁なしステンドグラスの当商品を輸出する。これが、成長の大きなステップになると確信している。

② 用途を拡げる顧客創造で、顧客ニーズを満たす商品づくりを展開する

 伝統的なステンドグラスでは、芸術的で半永久的な作品に焦点が当てられ、作品は建築物に頑丈に取付けられ、修復も困難、模様替えなど対応出来ず、顧客(資産家)ニーズも所有者のステータスを誇るような側面が重視され、お客様(集客施設の訪問者)ニーズは軽視された。まして、お客様ニーズの変化に対応することなど無視されてきた。
 手加工で作る難しさもあり、制作方法も1000年以上大差なく作品の進歩も乏しく伝統を守ってきた。否、伝統に頼わざるを得なかったのが実情かもしれない。

 いずれにせよ、現在の多様な顧客ニーズに対応できない部分も多く、教会などの特定施設に限定され、どこでも気軽に見て楽しむ場所もチャンスもない等、消費者軽視の時代遅れも否めない。この機会損失は、お客様や顧客、消費者にとっても、不本意のはずです。

 この反省から顧客ニーズの変化を重視する視点で開発したのが、当商品です。これを可能にしたのが、高品質のガラスピースの工業生産化で実現した縁なしステンドグラスの存在です。

なので、顧客ニーズの変化にも迅速に対応できる、使い勝手の良さが当商品の特徴です。

 これにより、様々な集客施設で、手軽に"見る感動"の演出が可能になり需要が生れ、顧客創造・市場創造するチャンスが大幅に増加し、大きなビジネスチャンスとなり売上につながる、と推測できる。

他の縁なしステンドグラスの商品事例は、下記の通りです。

● 光る壁面・光る間仕切
 LEDのシート型ランプの照明装置(案)と組み合わせた間接照明の光る壁面や光る間仕切で、建物内の空間演出に活用。屋外用途では、イルミネーション会場のイベント展示等。

●アート性の高いステンドグラスキットの衝突防止マークで、透明ガラスを装飾する

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● 接着ステンドグラスパネルや融着ステンドグラスパネル等、室内装飾用インテリア品。

③ 時代のトレンドは、レンタル

 成熟社会のモノ離れが進んだトレンドの先に見えてくるのは、リユース・シェアリング・レンタルの場が広がって行く将来像です。

 ステンドグラスも、こだわりで所有する部分と、定期的に入れ替える効果(飽きることや新鮮さ)を求めるレンタルとの2極化が進み、顧客はこれを使い分け、組み合わせる利用法が定着するだろう。
 レンタルの利点は、お客様のニーズの変化に、柔軟に対応可能なことです。
 ここに、観葉植物や絵画レンタルと同じような、ステンドグラスレンタル等の"所有せず、必要な場合だけ借りる"に応える新たなレンタルビジネス市場の誕生が予想される。(レンタルは、資産管理が不要なので身軽でスピーディーな経営が可能になる)
 さらなる成長に向けて次のビジネスの布石を打っておく必要がある。

投稿日:2019年02月13日