均一品質・量産化の長所。不揃い感のない見映えの良い美しさ

 ハローグラスの特徴は、高品質のガラスピースの強み、機械化メリットです。
さらに、注目すべきは、高品質のガラスピースを、均一品質で量産できることで不揃い感のない見映えの良い美しさが実現します
 
例えば、流線を主体にした滑らかな幾何学模様、シンプルでモダンな美しさです。
この量産効果が新商品開発を促進する名脇役となります。無論、主役は高品質のガラスピースです。


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 この量産化についてハロ₋グラスの立ち位置を、説明したいと思います。

多品種少量生産方式・単品生産方式と、その独自性

 ハローグラスは、限定品販売(カテゴリ)を目指し、多品種少量生産方式を採用しています。単品生産にも対応できる段取り替え不要の生産方式を独自な生産システムとして開発(専用CADCAMソフトウェアシステムと専用万能治具とを自社開発、この仕組みで段取り替え不要を実現しました。これは2つの生産方式の垣根をなくした大きな技術的特徴です)
 その結果、一品仕様の受注加工販売も円滑に対応でき、単品注文のお客様にも対応できます。

 また、ハロ₋グラスは、主に下記の様な量産効果(メリット)を期待しています。
①販売計画に沿った限定数量の生産
②品揃え
・同一商品の品揃え(在庫切れ防止、色違い商品等)
・シリーズ商品の品揃え(フロントエンド商品やバックエンド商品等)商品を3点セットで展示し、顧客の選択の自由を重視した販売を実現。
デザインの質を高める
ハローグラスの量産効果とは、大量生産で安価を実現することよりも、デザインの質を高め、接着ステンドグラスの質を高めることが目的です。
 例えば、対称模様や繰り返し模様等を均一品質の量産化で、不揃い感のない見映えの良い美しさを追求します。
量産化によるガラスピースを用いた自由なデザインの新商品開発(立体化等)を促進します。
量産化で大規模な施設も対応可能。ガラスピースの量産化により、店舗やホテル、レストランといった大規模な施設にも対応します。

 一般論になりますが、上記の多品種少量生産や単品生産は、大量生産方式に比べ、生産工程等、多くの面で複雑になり面倒くさくて非効率な生産方式です。
 しかも、生産数量も少なく、小回りの利く中小企業に適したニッチ分野で、大企業が敬遠する分野です。
 この複雑で面倒な生産工程をハローグラスでは、独自なシステム化を図ったわけです。これが、生き残り戦略の核になり、差別化商品の基盤になっています。

 小さな市場で大量生産・大量販売が見込めない現在、大企業は進出しない分野と想定。仮に、進出し競合したとしても販売面で量販店と専門店の違いが生じると推測します。
 専門店は、安価の量販店と競争しても勝ち残れる戦略が必要になります。さもないと価格競争に巻き込まれてしまいます。これを避けるため、価格よりも品質やサービス面、ブランド化が重要になります。
 あらゆる面で顧客が満足する質の高いサービスが求められますが、ハローグラスでは、当初から専門店販売を貫き、ノウハウを蓄積する方針です。
ブランディングに於いても"縁なしステンドグラス"特有のユニークな存在を築く方針です。


投稿日:2020年07月16日