売れる商品・ファンづくり商品は、先ず創業勉強会で検討する

 1月23日、FB友達のコンサルタントT氏から、次のようなありがたいメールを頂いた。
『以前より、ブログは拝見しておりました。 創業に関しては、あまり安易にお勧めできませんが、 ものづくりに関しては、作ることよりも、「売れる商品になるか?」「ファンが生まれる商品にできるか?」はとても難しい時代になっているので、熟慮していただく様お願いします』、と。
 その通りだと、考えて踏み切れずに今に至っている。今まで何度も、売れる商品セミナーやマーケティングセミナーを受講したが、未だにスッキリしない抽象論で終始している。
 つまるところ、自分で縁なしステンドグラスに適した売れる仕組みを考え「売れる商品やファンづくり」するしか、解決策はない様だ。
 しかし、未だ自分に落とし込めない状態のままになっている。

 具体的に、どうしたら良いんだろう?

またまた、堂々巡りになり、中途半端になりそうな予感がする。

 今回、それを避けるために、今後の取り組み方を先ず、考えることにした。


①ハロ₋あおいのブランド商品『縁なしステンドグラス』を、プロダクトアウト型のマーケティングとして取り組み、売れる商品・ファンが生れる商品づくりにチャレンジすること。
 特許加工法の製造上の特徴から生まれた差別化商品なので、基本的にプロダクトアウト型のアプローチになる。なので顧客や市場に、どのように結び付けるか、が鍵と考えている。
 トレンドは、逆の顧客や市場サイドからのマーケットイン型で、この中で売れる商品やファンづくりが有効な手段として位置づけられている様だが、プロダクトアウト型でも潜在顧客や潜在市場を対象にした売れる商品・ファンが生れる商品づくりにチャレンジすることになる

 T氏曰く、戦後の日本を振り返ると、価格⇒品質⇒デザイン⇒ブランドと推移した。品質も良くなり、製品等のデザインも良くなった。なのに、バブル以降売れない時代が続いた。
 で、現在の成熟した日本の市場では、ブランディングした差別化が必要、選ばれなければ意味がない!
 選ばれるには、『他とどこが違うか』、『お客様にどう伝えるか』、企業イメージが大事と。

 ブランドとは、形のない価値、お客様が商品に対して持つ企業と共通のイメージということ。お客様との間の信頼の証とも言える。例えば共感は、その信頼の表れと考えます。
 ブランディングとは、商品についてお客様に企業と共通のイメージを認識させること解り易く伝えて認知してもらうこと)
 具体的には、ブランディングを実施し、市場でのポジショニングを確立することにより、商品やサービスの価値を認識してもらうことで、お客様を獲得することができるわけです。

目指すは、ブランディングで、売れる商品・ファンが生れる商品づくりをすること。

 企業イメージが大事について。

 ハローあおいのネーミングと笑顔のロゴマークは、企業理念のハローあおいを参照して下さい。


差別化したオリジナル商品・縁なしステンドグラスの企画開発(売れる商品・ファンが生れる商品)

商品の特徴と差別化のポイント
 ハロ₋グラスでは、伝統的なステンドグラスと差別化した新しいタイプの縁なしステンドグラスの特徴(強み)をウリにしている。
 今までにない、新しさ、珍しさ、斬新さ、等で、見た瞬間、想わずハッとして笑顔になるような希少性のある商品、キラッと魅せる新鮮なムードでサプライズの雰囲気づくりの商品等をお客様に提供すること。
 差別化の視点からすると、顧客のこだわりとハロ₋グラスのこだわりとが、一致する商品顧客メリットを追求した商品コンセプトは、ハッとして思わず笑顔になる様な楽しい癒しと感動で共感する商品です。

具体的な商品開発について

・どんなデザインの商品を、どんなニーズを持つ顧客層に、詳細迄は未検討なので、企画開発段階の課題と考えている。(販売計画づくり創業勉強会の段階)
 創業時、照会型ネットショップに展示するサンプル商品が20~30点必要になるので、経営モデルに沿った商品企画を具体的に立てなければならない。
 この時点で、いろいろな商品企画を組込んだ販売計画を作る手順になる。

売れる商品とは、どんな定義なんだろう?
ヒット商品とか、ファンが生れる商品とか、抽象論で終わっている気がする?
また、やってみなければ、所詮わからないが本音の気もする。

 そこで、ハロ₋グラスでは、取り合えず収支計画で判断したい。例え、売上が少なくとも利益(正確には限界利益)が出れば良い、と判断する考え。
 強みを持ち寄った異業種連携で創業することで、リスクを減らし新規投資を抑えコストカットを重視した経営で、潜在ニーズを掘り起こしながら、顧客参加型の商品開発、則ち顧客創造や市場創造する手法で、売上や利益を着実に確保する方針。

 ここで、大きな課題が、デザインスキル。
スキル不足の場合、当面は仲間内の協力を得ること、または、専門家に依頼すること。大学生のアルバイトの活用など検討の余地が残ったままの状態。(デザインマッチング等)
アート性の高いものは、デザインを提供してもらい、制作だけにすること等々。
【追記】知的財産セミナーを受講した際、デザインについて質問したところ、『マーケティング・商品プロデュース研究機関との連携』を
検討したら、とアドバイスを受けた。が、具体的な研究機関名はわからなかった。例えば、産学官連携等のことらしい。


②手順は、連携して創業を目指す創業勉強会を立ち上げ、その勉強会で検討するつもり。
創業勉強会は、モノづくりの視点から考えたハロ₋グラス体制の構成なので、本来なら売れる商品開発グループも加わるのが筋だろう。が、その代わりを勉強会に委ねることにしたわけだが安易な判断かな?
 この勉強会で十分検討し熟慮の末、納得した収支計画(販売計画)で創業する、手順にしたら、どうだろう。

 未だ課題が沢山残っているので、順序良く交通整理しながら取り組まないと、混乱したり、中途半端になるので、注意が必要だ。(今までがそうだった)

 以上のことを、企業理念や経営モデルで示す通り、ハロ₋あおいブランド戦略の一環として取り組みたい。

 言い替えれば、ブランディングが、売れる商品・ファンづくりになるわけです。
 その結果が、ヒット商品になったり、ファンづくりになる、と考えている。

 また、ファンとは、商品づくり参加し共感することで、満足する、とも考えられないか?
ハローグラスは、この顧客参加型の方法が、売れる商品づくり、ファンづくりの基本と考えている。


③創業後、ハロ₋あおいのブランド戦略として、試行錯誤の中で小さな失敗を繰り返しながら、売れる仕組みを練り上げスキルアップを図るわけです。この間は在庫を少なくした受注開発型を重視し乗り切ることになる。2~3年の猶予で合格ラインに到達するプラン。
 また、この間の不足分の予備費を計上した収支計画を作成することになるのでは、等々。
 こうした安全率を伴った創業プランで創業したい。


ブランド商品を顧客に伝える仕組みは、当然のことながらハローあおいネットショップとHP(ネット広報)。他にも、展示会出展やプレスリリース、商品コンテスト等に積極的に参加して、伝えたい


以上のことを整理し、解り易く見える化したものを、パワポで作成してみた。
表現は、少し異なるが、内容は同じつもりでまとめた。

gun483.jpg

【参考】
ブランド戦略、ブランディング、ブランド化の用語は、ここでは大差のない同義語の様なものと扱っている。細かいことは、文中のニュアンスで判断して下さい。
商標、ブランド、ブランディング、区分、®、信頼、とは
『ハローあおい』のブランディングを、自己レビューしてみた(ブランディングの説明)

投稿日:2020年01月27日