梅雨時のバラやメドーセージ、ノウゼンカズラ、芽吹いたひまわり

 6月28日、梅雨空なのに雨の降らない日々が続き、午後になると空が明るくなってきた。そこで、気分転換に出掛けることにした。

 未だ早いと思ったが荻窪公園のあじさいでも撮りに・・・、そして、ぐんまフラワーパークによって・・・、何かの写真が撮れるだろう・・・、と期待半分だった。

 荻窪公園は、人出も多く賑わっていたが、あじさいはまばらな咲き方で、未だ未だ、の印象が強く撮らないまま、次のぐんまフラワーパークに向うと、途中で薄日が差して明るくなってきた。何か良い写真が撮れそう、と期待だけが膨らんで具体的なものは何も浮かばなかった。

 園内の一周も終わり近くになったが、撮りたいような見頃の花が見つからなかったせいもあり、バラ園の見頃を過ぎた花でも、華やかに見えた。

 何か撮ろう、と妥協してトンネルのバラの花を、パチリ。

 双子のようなペアーをイメージしながら撮ってみた。双子と言えば、ザ・ピーナツが偲ばれる、そしてウナセラディ東京が・・・、この歌は1964年発売なので23歳の頃流行った歌で、青春の真っただ中で、思い出も多かった。

 ところで、ウナセラディ東京を直訳すると、『東京のたそがれ時』だそうだが、この歌の場合『東京のある一夜』という意味深なムードを漂わせた歌になるという。

 何となく感じのいい歌に想っていたが、ザ・ピーナツの魅力とピッタリだったのだろう。

 そう言えば、今日が命日の故人とのデートで、新宿副都心の京王プラザホテルのスカイラウンジでたそがれ時を楽しんだことがあった。その後は・・・。今となっては、楽しい思い出の一つになるが、意味深なムードのイメージに重なってくるのだった。

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 双子をアップで、パチリ。

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 ぐんまフラワーパーク・入口前の大広場の片隅に飾られていた鉢植えのメド―セージが逆光で輝いていたのを見て、園内でセージを撮ろうと注意しながら探し歩いた。そして、見つけはしたものの思うようなイメージにならずにパス。

 結局、帰り際に、入口前の逆光で輝く鉢植えのメド―セージを、パチリ。多分、このメド―セージの印象が強くて園内のメド―セージは撮らずにパスしたのだろう。

 これより、もっと良い光景を撮りたい、と勇んでいたわけだった。

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 逆光に輝く背景の緑の葉っぱも気に入っていた。

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 人工池の畔では、明るいピンクの花のミソハギが咲き出していた。次回が楽しみになった。

 帰りの道すがら、垣根に咲いているノウゼンカズラを何度も見かけた。今が盛りとオレンジ色が輝いていたのに刺激され、大室公園に立ち寄ることにした。

 ここでは、ひまわりも気になっていた。菜の花の後に咲き出すはずのひまわりは、昨年こぼれ落ちた種から自然発芽するもの、と想っていた・・・。

 ところが、ノウゼンカズラの棚に近づくにつれ、植わっているのはひまわりの苗、とわかった。蒔いた種が芽吹いていたのだ。この分だと、今年は、きれいに揃ったひまわりが撮れそうだ。と、思いつつ撮り忘れることが多くなっているこの頃、注意しなければ。

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 ノウゼンカズラの花模様をイメージして、パチリ。

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投稿日:2017年07月03日