鹿田山フットパス。クリンソウ、赤城山、榛名山、大麦畑、トウモロコシ畑

 ここ数日風の強い日が続き、寒暖の差も激しく外出しなかった。今日(6月4日)も風は治まらないまま、みどり市笠懸町の鹿田山フットパスにクリンソウ(九輪草)を撮りに行く。

 地元で農業を営む山好きのブロガーの赤城山が好きを時々訪問している。昨年鹿田山フットパスの記事を読んで、一度行ってみたい、と思っていた。

 その記事によると、『フットパスとは、イギリスを発祥とする「森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くことのできる小道」らしいです。』と説明している。

 これを読んで、赤城山を背景にしたクリンソウを撮りたいと思っていたら、一週間前の記事に、きれいなクリンソウの写真が見頃です、と載っていた。そこで、慌てて出掛けるつもりになった。

 到着し、鹿田山フットパス散歩コースの看板を見て、パチリ。所要時間が全く判らなず気になったものの、ともかく歩き出した。

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 懸念した通りクリンソウは見頃を過ぎていたが、赤城山を背景にパチリ。この時期になると、赤城山が見えない日も多くなるので、その点では、ラッキーだった。

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 途中からの眺めで、赤城山(右端)と榛名山(左端)を背景に飼料用のトウモロコシ畑をパチリ。トウモロコシが強風にあおられ、ざわざわと騒がしく音をたて波を打っているような感じだった。

 森山良子さんの歌う、ざわわ、ざわわ・・・サトウキビ畑の『ざわわ』も、同じように風に揺れてこすり合う音なのだろう、と。

 しかし、歌から聴こえる印象は、もっと大切なメッセージが含まれている感動が襲ってくる。調べてみると、『さとうきび畑が風に吹かれる音とその下に眠る戦死者の音を表現しているそうです』とあった。

 この鹿田山フットパスにも、別な何かがある、と感じていた。これからは時々訪れて、それを探そう、と思う。明るく爽やかな風景が印象に残り、強風でない時が一層良い。

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 大麦畑を前景に赤城山を、パチリ。

大麦を身近に見るのも、何年ぶりかわからない程以前になる、と思っていたが、帰りの道すがら意識して眺めると、結構広がっていた。意識して見ていなかっただけだった。

 夏は米、冬は麦の二毛作の田園風景は、減少しながらもまだ健在だったのだ。

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これも、赤城山と榛名山を遠景にし、パチリ。トウモロコシに代わって手前が大麦畑で向こう側の丘は菜の花畑やシャクヤク畑だった。 akagisan1005.jpg

 その菜の花畑を、パチリ。菜の花が終り、枯れ始めた葉や茎、それと実ったさや。来年は、赤城山を遠景にした鮮やかな菜の花風景を撮りに来よう、と気持ちも弾んだ。

 里山気分が満喫できる、足の衰えが気になり始めた年配者向けの散歩道のような気がした。

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投稿日:2017年06月08日