児童絵画展で、どの花の絵からもステンドグラスのヒントを貰った

前回(児童絵画展の絵)の記事で、

小学生の描いた絵は、単純でステンドグラスのデザインのヒントが多い気がする。ステンドグラス板の加工は難しく繊細なデザインは無理な場合が多い、単純素朴な本質をわしつかみしたような小学生の絵が参考になる、と内心感じている、と書き、それだけで画像もなく尻切れトンボで前回終ってしまった。

 本来なら今回の記事が続くはずだった。が、時間切れで書けなかった。

 ときに、正式名は児童絵画コンクール作品展となっている。

 小学1年生の部を、パチリ。

 蓮やひまわりが見えるが、いずれも花を正面から見ている。花の美しさと真正面から対峙しているようで気持ち良い。低学年の子供は、こんな正面から見た花だけの幾何学模様のような花図案に親しみを持つのかもしれない。

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 4年生の部。

 チューリップやひまわりが並んでいた。葉も茎もあるのが1年生との違いの様で植物として見ているが、少しだけ洗練されている程度にしか、私には見えなかった。こんな具合に単純化するのか、と興味が湧いた。ステンドグラスのデザインは、単純化する方法が重要な気がしているので参考になる。

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 6年生の部。

 睡蓮やチューリップの花が並んでいた。中でも、この睡蓮の絵は気に入った。フラワーホールで個展を開いた中島裕明先生の睡蓮の大作が浮かんできた。圧巻だった。

 一巡して、ひまわりやチューリップが多く、これは、至る所で見ることのできる花、親しみの持てる花をテーマに選んでいる。身近で見慣れた親しみのある花は、キーワードになりそうだ。

 他方、 蓮や睡蓮は、美しさに感動したまま素直にズバリ表現したのでは、行楽でしか見られない花。その感動が伝わってくるようだ。印象に残る花も、キーワードになりそうだ。

 児童絵画展を見て、感動が伝わるデザインの大切さを感じた。ステンドグラスで、こんな表現ができると、遣り甲斐があるな、と自分に問い掛けてみた。

 ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。

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投稿日:2016年12月05日