朝顔の姿をステンドグラスの訴求力として作り込み共感を誘いたい

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 10月になって最初の日曜日曇っていたが、時折雲間から薄日が差し始め、段々と晴れ間も見えるようになった。そこで、朝顔を、撮ることにした。

 以前撮ったことのある朝顔(逆光で撮った朝顔に、ステンドグラスと共通の透過光の美しさ)が、花数を増やし賑やかな満開風景になっていた。が、陽が差さない日が続き撮るチャンスが無かった。否、撮りたいと思わなかった。

 今日もいざ、撮ろうとすると右上からの逆光気味の陽差しが気になったが、ともかく、パチリ。不安定な空模様で、千切れ雲の変化が早く微妙に日差しを遮ったりしていた。

asagao43.jpg 目線を下げて、葉を多く配置してみた。ステンドグラス化する時は、葉の数を20~30%減らした型紙になるだろう。

 ここで、始めて写真からステンドグラス化のことが頭をよぎった。

 はて何で、朝顔の写真を撮ったのだろう、と自問したが即座に答えられなかった。テーマすら決めていなかったのだから惰性で漫然と撮っていたような気がする。こんな場合が時にはあるのだ。

 改めてテーマを決めようとしたが、・・・だった。逆光に映える朝顔の花が撮りたかっただけの理由で、後は習慣で、パチリ。

 改めて、何を表現し訴えるつもりだったのか、考えてみた。

 暗いシルエットの葉の中に輝くはかないイメージの朝顔の姿の、スッキリ感・クリア感のする健気さだろう。ここに共感する癒し効果があると想ったはずだ。

 癒しや感動は、ステンドグラス加工品の商品コンセプトの基本に置いている。

 一般に、このはかないイメージを持つ朝顔の姿を、朝顔のステンドグラスの訴求力として作り込み、スッキリ感・クリア感のする癒し効果で共感を誘うようなデザインコンセプトにしよう、と今回考えた。

はかなさの中にも、精一杯元気に生きなければ、という心情に訴えるインテリア品にしたい。

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 はっきりとした青空も見えだした空模様を背景に、パチリ。

 マンネリに陥らないように、日々刺激を求めて狙いを定めた写真を撮り続けたい・・・。

 ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。

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投稿日:2016年10月06日