桐生・ながめの関東菊花大会、変わった菊の新種コーナー・・・

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小春日和に加えて風もなく、そんな陽気に、桐生・ながめの関東菊花大会を隣人と連れ立って撮りに行く。

例年のことだが、素人目には優劣の区別が判らない豪華だが似たような大輪の菊の花がずら~と並んでいる展示場 。それを、"凄いなぁ、でも変わりないなぁ"と通り抜ける。盆栽菊コーナーでは、じっくり楽しんだ。が、ここでも撮らなかった。盆栽菊に、優勝等の派手な札が掛かっているのが、写真には邪魔になる・・・。

そうこうしながら進んで行くと、変わった菊の咲いている新種コーナーが目に留まった。

アネモネや牡丹のような第一印象だったが、よく見ると似ていない気がする。

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これも(下)変わっている菊だ。気になったのは、花弁の一部が黄味がかっていること。

白い花弁の所々がくすんでいるようだ。

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よく見ると、咲き始めの花は黄色で、開くに従い白くなってくる・・・まだら現象のようだ。

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多くの花は逆で、白い花がくすんで黄味がかっていく気がする。時間と共に汚れてゆく道理だ。が、良く考えると、これは萎びて色あせ生気を失う過程のこと。

花の色の変化の過程は面白い、特に あじさいなど多彩で不思議な感じがする。移ろい方もいろいろ、これが自然の姿なんだ、と想うことにしている。

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純白のスシ飯のような美味しそうな花弁に、淡い色粉をまぶしたようなふくよかで上品な花。これも、菊なのか!

どう変化するのか、変わり様が気になるが見届けることは出来ない。一期一会ということだろう。

雪餅草のように心に残る花になるか、忘れてしまうのか、今ところ私自身にも分からない。

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投稿日:2015年11月10日