区分けCADは、区分けトレースで区分け図、ピース作成で型紙・・・

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この技術開発に踏み切った動機を振り返ってみると、技術的背景として、Windows95や開発言語ソフト(VB6)が発売され、画像処理ソフトがパソコンで簡単に開発できるようになったこと。

これは、画期的なことだった。

直ぐに、購入して画像をトレースするテストを試み、自信を持って開発に踏み切った。今から20年近く前になる。

それから、円弧加工用の研磨刃物を自作する目途がついたこと。

つまり、電着ダイヤモンドのバンドソーを円筒形に丸めてエンドミル状の刃物を作り試作テストを繰り返した。

しかし、1枚のガラスピースを加工すのに、何度も刃物を作り直してはテストしたことが、一番苦しい時だった気がする。

その後、セラミック板の穴明け用コアドリルを知り、特注でコアドリル(メタルボンド)を作り円弧加工に使用した。

これにより、オンリーワン技術としての自信が持てるようになった。

その技術のホームページを現在、更新している。

ホームページ:区分けCADの更新

区分けCAD画像トリミング・区分けトレースで区分け図

ピース作成で型紙・個々の形状データ作成する

区分けトレース図。 例えば、大賀蓮

 区 分 け C A D 

区分けCADは、製品サイズと相似形にトリミングした画像を区分けトレースし、区分け図・デザイン図を作成し、次に個々のピースを抽出して、型紙・形状データを作成するCADシステムです。

1. 画像トリミング

入力画像から製品となる画像部分を任意にトリミングする。
最初に製品サイズを設定すると製品と相似形になるフレームが表示され、カーソル操作で拡大・縮小・任意の位置を
自由に選択することが出来る。
確定すると、フレーム内の画像をトリミングする。

2. 区分けトレース

トリミング画像(下絵)上を図形要素(直線または円弧)で
トレースすると、区分け線となり区分け図ができる。
完成した区分け図は、「全ての図形要素の始点または終点は、隣り合う図形要素の始点または終点と接続していること」が条件となる。

3. ピース作成(自動化)

区分け図を構成する図形要素から、個々のピースを構成する
図形要素を自動抽出して、当該ピースを自動生成する。
この時、区分け線より隙間(半田付け代に相当する分)だけ小さな形状に自動展開することができる。
個々のピースは、「一筆描きで図形要素同士が接続した形状
図形となり、終了点は開始点に戻る」形状データとなり、ファイル出力を繰り返して、全てのピースの形状データ(DXF仕様)を自動生成・ファイル出力する。
また、デザイン図・型紙を印刷することができる。       

      

型紙・ステンドグラス図。 例えば、大賀蓮
特許 凸円弧の場合、外接する完全切断線の交点座標を結ぶ凸多角形状
キーワードは、区分けCAD、型紙、区分けトレース、区分け図、デザイン図、形状データ、ピース作成、画像トリミング
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投稿日:2015年01月17日