デザインを「アート性の高い商品」と「代用品のある市場性の高い・・・

行き詰まっていた商品企画を、デザインの視点から見直そう、と考えた。

実は、デザインセミナー&個別相談会で、誰がデザインするのか、と質問を受けたが返事に窮した。

つまり、作り手がデザインもすることで、成り立っていたステンドグラス業界である。これを分離すると多品種少量生産品でも、プロのデザイン料は、商品価格に影響が大き過ぎビジネスが難しい・・・この点では意見が一致した。

今まで私が・・・遊び感覚でデザイン料節約も兼ねてきたが、商品となると問題外だ。これについても意見が一致した。

(私の場合は、最初から趣味の作品づくりで、今後も気が向いたら作りたい)

では、どうしようか、と思案のしどころになった。残った手立ては著作権フリーの活用しか思いつかなかった。

また、堂々巡りの始まり、か。いや、無名のデザイン志望者もいるな・・・

そうこうするうちに、デザインを、「アート性の高い商品」と「代用品のある市場性の高い商品」に分けて考えることが浮かんできた。

当社の商品企画は、大別すれば上記の2分野に絞り込んできている。

前者は、デザイナーがデザインしたものを当社で製作する役割分担のビジネスで、デザインをマネージメントする仕組みが必要になるだろう。後者は、著作権フリーのデザインを視野に入れ、商品企画から製作・販売するビジネス。

これで、すっきりしたので、一歩前進できそうだ。

前者のアイデアは、具体化の方向だが、今は秘密、口止めされている。

後者は、今までに3つの商品のビジネスプランらしきものを書いている。

① 癒しマーク(透明ガラスの衝突防止マーク)

② ミニ接着ステンドグラスの夢ピース(児童施設のガラス窓に)

③ ステンドグラスが奏でる風変わりなアクセサリー

中でも、②が、一番、市場性やニーズ、顧客ターゲットが、はっきりしている。再吟味してみたい。そして、デザインは、著作権フリーで対応したい。

年内一杯かけて諸々の整備をし、来年からニーズ探し・商品づくり・市場テスのステップに入りたい、と計画している。急がず、慌てず、マイペースで・・・その内ポックリ死ぬだろう。

ぐんまフラワーパークで撮ったヒメヒマワリのアップ写真。まだ、アップ写真を掲載していなかったので・・・。

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投稿日:2014年07月26日