ステンドグラス板の魅力から潜在需要の大きさを確信している

当社の経営理念「三方得の三方幸せ」をかみ砕き具体化したのが、ステンドグラス板をNC加工して加工面の美しさが見える商品を作り、顧客に喜んでもらうこと」であり、この使命にチャレンジし実現することだった。

 この前提に、ステンドグラス板の魅力から潜在需要の大きさを確信していることがある。

反面、加工の難しさから、充分に活用し切れない現実も知っている。

 今回、ステンドグラス板の潜在需要の大きい理由を、遅ればせながらまとめてみた。

このことが、チャレンジを継続する原動力でもあり、私のチャレンジの出発点でもあるから。

潜在需要の大きさから、何か新商品を開発したい、と八方破れで無駄とも思えることをぐうたらながらも試行錯誤していきたい。

これが、また、結構、面白くもあり、楽しい。

好き勝手にだから、成り行き任せで構わない・・・。

ステンドグラス板(素材)の持つ魅力と潜在ニーズについて。

l ステンドグラス板の素材の魅力は、市場において幅広く認知されている。

Ø 欧米では、歴史に根付いたこだわりの製法や技術で数万種類に及ぶ多彩なステンドグラス板の需要があり、伝統的なステンドグラスの素材になっていた。

Ø 西洋建築は、石材で建てられガラス窓は、ステンドグラスに象徴される。その代表が教会やモスクや宮殿の窓、その荘厳美は輝き・鮮やか・彩りであり、ステンドグラスの美しさは、光と色(ガラス)とシルエットの芸術、と言われている。

Ø ステンドグラスの持つ魅力は、西洋文化が育んだ側面を持っている。

l 和紙は、その魅力が認知されると共に、充分に活用され幅広く市場に出回っている。

Ø 日本建築は木材で建てられ、障子や襖を用いている。その素材である和紙は、日本文化特有の繊細な味を障子や襖に限らず至る所で活用された歴史がある。

Ø この理由に、和紙がハサミで切ったり、千切れたり・・・と加工が容易だったことも大きな要因、と当たり前のことだが私は見ている。

l ステンドグラス板は、加工の難しさが原因で、活用が不充分のままになっている。

Ø 加工難易度の視点から見る限り、ステンドグラス板は硬脆性材料に属し硬くて脆いため加工難削材として扱われ、機械加工は難しかった。そのため、用途が制限された。(加工難削材の制約から、幅広い需要創造に発展しなかった。)

Ø 伝統的なステンドグラスは、手作りカットによる加工で難問をクリヤーした代表的な製品だが、これに匹敵するような別の製品は見当たらない。

Ø 素材の魅力は市場で幅広く認知されながら、その活用は不充分のまま潜在ニーズとなって、今以って市場に於いてくすぶり続けている。(和紙と異なる点)

Ø 仮に加工が容易ならば、もっと需要創造が進み生活の至る所で多彩な形となって商品が広がっていた、と私は見ている。

l NC加工法等の開発により、潜在ニーズが顕在化する新たな商品作りの段階になる。

Ø ステンドグラス板を素材にした潜在ニーズは、加工法の開発と同時に和紙同様に顕在化するはずである。何故なら素材の魅力を既に市場は知っている。

Ø 潜在ニーズをどのように把握するか、さらに顕在化して商品に反映させるか。今後の商品づくりが課題となる。

Ø この類の商品は、既に市場にあってもよさそうな商品なのだが、加工法がなく実現しなかった未消費分野に属し、既に市場には代用品が出回っている場合も多い。

いせさき市民の森で咲いていたムクゲの白い花、梅雨の晴れ間に浮かぶ入道雲の白さと重なり、梅雨明けも間近だろう。 いよいよ炎天夏に向かう・・・ mukuge14.jpg

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投稿日:2014年07月22日