加工ガラスの価格。心理的価格イメージでのお得感・割安感とは

加工ガラスの価格について、少し考えたので、端緒になれば、と文章にした。

嗜好性の高い贅沢品、かつ希少性のある限定品の立場から、富裕層向けに多い高価格戦略を選んだ。

ステンドグラスは高価格戦略の場合が多く、その価格帯の上の部にハローグラスもポジショニングする価格に設定した。なので、適正価格の範囲と、考えている。

また、セミナーにおいて、自分で作って自分で売る2.5次産業(ものづくり・サービスの一体化)の場合、ものづくりの比率は経営全般から見ると50%で、残りは主に販促、と話していた。

この視点からも、売上総利益率は50%が目標で矛盾のない価格設定と、考えている。

無論、価格よりも、お客様の期待値が上回った商品、と自負している。が、全て売り手の立場で考えているのも事実である。

なので、買い手の立場でみると、どうなのか、価格設定時から気になっている。開店すれば否応なしにわかることなのに、だ。

ときに、6次産業化セミナーで、ブランドについての話があった。

希少価値があるものは、プレミアム性も高く、付加価値が増す、といった内容だったが、この話をヒントに考えたのが、相対的にお得感・お手頃感・割安感の価格イメージを醸成する方法である。

加工ガラスとアクリルを比較すると、加工ガラスは価格が高いイメージになる。反対に、加工ガラスと宝石を比較すると、加工ガラスは、価格が心理的に安いイメージになる。

つまり、加工ガラスの商品を、宝石と比べることで、割安感をイメージさせるのが得策。逆に、アクリルと比較すると、高いイメージを払拭する努力が必要になる。

さらに、加工ガラスの商品として10cmサイズのハート形のネックレスを例に、宝石と比較して、お買い得感や割安感をイメージさせることを、考えてみた。

例えば、宝石にはない大きさのルビーのような輝き・・、なのにこの価格、というように、希少性を強調する。

こうして、宝石と比べる度に、加工ガラスのイメージが宝石のイメージと重なって知らず知らずのうちにブランド力が増していくPR戦略である。

が、的外れの理屈かな。意味不明かな。と、今回は、独り善がりの記事かな、と自信も半分だが、書き残すことにした。今後、シビアな方向に展開する予感がするから。

ぐんまフラワーパークで、ゴールデンピラミッドと勘違いして撮った黄色の花。名前がわからなかったが、訪問した俳句のブログに、写真が載っていた。石蕗(つわぶき)の花のようだ。

sonota251104.jpg

ハローグラス・トップページへ

投稿日:2013年11月08日