新環境でのガラスピースのNC加工、殆ど加工不良だったが、・・・

「笑顔のステンドグラス」のガラスピースのNC加工を7月末に行った。

政広精密に加工を移行して、初めてのNC加工である。

全てにおいて、新しい環境での作業になった。

NC工作機械も、中古品だが初めてガラス加工に使う。

冶具も、アルミで小型軽量化したものを、新しく作った。

政広精密の社長のマー君も、ガラス加工は初めてだ。

通常なら一日仕事だが、段取り等も考え2日間のスケジュールをとった。

そんな環境の中で、加工した。

だが、期待に反して惨憺たる結果になった。

加工開始直後に原因がわかったが、中止せず全てのピースを加工した。

これで、問題点が出尽くすと思ったからだ。

それと、ガラスピースの加工品質とは別に、下記の成果も大きな目的だった。

① 加工手順を、互い(政広精密)に確認できた。

② 加工時間見積りが、互いにわかった。

③ 作業環境が、互いに確認できた。

これらのことがわかったことで、今後のスケジュールに役立つ。

だが今回の加工品質から見て、製品化が遅れることになる。

差し当たり、グッドデザインぐんまの応募期限が迫っているが、今年は断念し来年に持ち越そうと決断した。

理由は、ガラスピースは均一かつ最高の加工品質で応募したい。

私には、殆どの原因がわかっているが、あせらず、無理せず、改善して安定した品質になるようにしたい。2~3回のテスト加工で安定すると思っている。

今は、政広精密との共生ネットワークの構築が大切である。

ファブレス経営の根幹になる事柄でもあるからだ。

次の目標は、今秋のネットショップ「あおい」の開店だが、頑張ろう。

ところで下の写真は、殆どが品質不良のガラスピースだが、型紙に沿って並べてみたものを撮った。

かろうじて良品は、5個ぐらいある。

どれが良品か、見てわかりますか。

ヒントは、

① 滑らか仕上げになっているか(多角形化のままはNG)。

③ 割れ、ヒビはないか、小さなキズがないか。

  ただし、加工時に発生したもので、ガラス板生地のものは含まない。

③ 形が変形してないか。(型紙と0.1ミリ以内の誤差)

写真が小さ過ぎて、わからない? 愚問でした。ごめん!

左下の片足は、消えてしまった。割れて形になっていなかった。

gps6.jpg

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投稿日:2010年08月10日