左右対称の図形を作る方法、最初ミラー変換が思い浮かばなかった

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そろそろ、接着ステンドグラスの製品デザインの素案を作りたいと思った。

そこで、著作権フリーの名画を検索して、印刷した。

これ等を、いろいろ組み合わせて、製品化を考えることにした。

先ず最初に、左右対称に組み合わせたいと考えた。

(ステンドグラスは、裏側からも見る場合も多い、その時左右対称ならば違和感がない)

そこで、画像をトレーシングペーパーに印刷し、それを裏返しにしてスキャナーで読み込んでみた。

確かに左右対称になったが、裏返しのせいで図形がぼけてしまった。

そこで、他に何かうまい方法はないか、考えた。

CADCAMには、ミラー変換がある。目的はミラー加工である。

つまり、鏡のミラーである。実物と鏡に写った姿は、左右対称であることから呼ばれている。

数学的に言うと、実物が直交座標系の第1象限で、鏡に写った姿が第4象限になる。座標で表せば、X軸(X値)の符号を反転することがミラー変換である。

そこで私は、改めて画像加工ソフトJtrimにミラー変換がないか調べてみた。

するとあった!、左右対称がミラー、上下対象がフリップとある。

矢印を組合せたようなアイコンだったので、今まで気付かなかった。

早速実行してみたら、左右対称の画像が出来た。

有頂天になり、検索で図形を5枚選び、そのミラー変換図形を作った。

次に、この10枚の図形、即ちパターン図をいろいろ組み合わせる試行錯誤をしたいと考えた。

そこで各図形5枚づつ計50枚を印刷し、図形だけをカッターナイフで切り取ってパターン図を作った。

こういった手作業は、手間がかかり、終わってみると午前2時だった。

明日は、このパターン図を使って、いろいろ組み合わせてみよう。

翌朝、印刷やカッターナイフで切り取る作業を省略したいと考え直して、今までのことを全てパソコンでできないか、画像加工ソフトJtrimで試してみた。

トリミング、リサイズ、ミラー、図形の連結等を使うと、短時間で出来上がった。

インターネット検索で図形選びから、パター図の組合せ、デザインの素案まで、全てパソコンで出来た。

昨夜、夢中になって作った50枚のパターン図が無駄になったようだ。

早とちりだったかな、勇み足だったかな。勘違いしたかな。

こうして、いつも小さな失敗を繰り返しながらチャレンジしている。

机上に残った50枚のパター図を見て、パソコンでは味わえない使い道があるかも知れない、最悪でもメモ用紙になる、と思った。

考えれば無駄なことをしたとも思えるが、この無駄の経験から次の行動につながったと思うことにしている。

無駄の過程も大切だ、と自分を慰めている。

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投稿日:2010年05月12日