奇妙な姿の風船唐綿の魅力と感性について

昨年暮れ、

風船唐綿の撮影、NikonD60で画質モードはNORMALを書いた。

その後ウオーキング途中、風船唐綿(ふうせんとうわた)の庭を眺めても、実が割れて白い綿毛が見える光景は見られなかった。

そうこうして何度目かに、またおばぁさんに会ったので、

「まだ、実が割れませんね、割れて白い綿毛が飛んでいる様子を撮りたいのですが」と聞いてみた。

すると「実が割れると汚いから、取り除いてしまうんですよ」との返事だった。

今日も取り除いたところだと、ごみ袋を指差しながら、

「今後は少しそのままにしておきましょう、2~3日すれば見れますよ」と言ってくれた。

そのおばぁさんの好意のお陰で、撮れた写真です。

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そう云えば、

あるブログの

風船唐綿の

記事に

「お花の材料に良い」

とあった。

割れる前の

丸い姿、

ちょうど、

上の写真の様な生花材です。

多分、おばぁさんも、お花のイメージで眺めて、割れたものは取り除いてきれいにしていたのだ、と思った。

私は、白い綿毛が飛ぶ光景が印象的に思えていたのだが・・・。

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実が割れて

中から

白い綿毛の

種が出てくる。

そして

飛び散り

始める。

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白い綿毛の

種の

殆どが

飛び散り、

実の内部が

見えてきた。

下は、全て飛び散り空になった実の姿です。

ここで気がついたのだが、本当は実なのか、殻なのか?

観察日記になってしまったが、奇妙な姿に好奇心が湧いたからだ。

だが、おばぁさんの話だと、既に数年前から毎年咲いていた、とのこと。

その頃も前を通っていたはずだが、私が気が付かなかっただけだ。

初めて見た時とは、正確には初めて認識した時のことのようだ。

理由はどうあれ、すぐに気付く、なかなか気付かない、全く気付かない。

このことを、感性?と言うのかな、と思い至った。どうなんだろうか。

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投稿日:2010年01月06日