売れ続けるには、時流に合せて自分の強みも軌道修正が必要だ

「価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ」と云う長いタイトルの本(著者:川上徹也)を読んでいる。

今2度目を精読している最中だが、気がついたことがある。

記事のタイトル「売れ続けるには、時流に合せて自分の強みも軌道修正が必要だ」についてである。

本の内容からするとテレビタレントの島田伸介氏が語った「XとYの法則」とも名付けるべき理論があるそうで、以下その理論の抜粋です。

成功する確率を高めるためには、「自分の戦力、自分に何が出来るか(=X)」と「時代の流れ(=Y)」を綿密に分析し準備してから戦わなければならない。

そして売れるためには、XとYで交わるように仕組んでいく必要がある。

しかしY(=時代の空気)は絶えず変化していく。

そこで長く売れ続けるためには、自分の強み(=X)を、必ずと言っていいほど軌道修正して時代の流れ(=Y)に合せ続ける必要がある。

これが戦略を持って売れ続けることである、と締めくくっている。

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(真壁から見た

筑波山)

私なんかは、技術屋のコチコチ頭で「自分の強みはコレだ」と固定観念に近い考え方である。

そして時流が変わることは当然であり理解できる。

ならば、両者の一致点はスタート時だけで、後は微妙にずれていく・・・。

これに気付かずに平気でいたが、怖い話だ、と思った。

さらに、「時代の空気はこんなに変わっている・・・」の節では。

① 情報発信が容易になった。

  つまり、インターネットの活用=>人の心を動かすストーリーが必要。

② リスペクトされる会社が求められている。

  リスペクトされる条件とは、

  多くの人の心を動かすストーリーがありますか?

  共感してもらえるような「志」や「経営理念」がありますか。

③ 超高齢化社会に突入する。

  これからの高齢者は、旺盛な消費意欲を持った新しいシニア層です。

  彼等にとっては、どのようなメリットがあるかが重要なのです。

  だからこそ、なるほどと思うストーリーが必要になってくる。

以上ですが、くわしいことは本を読んでください。

きっと、プラスになると思います。

以前、自分たちの業界はこれからこうなる(9月26日)の記事で時流について

書いたが、女性の社会進出やこだわり型消費も念頭におかなければ。

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投稿日:2009年10月31日