ステンドグラス モビールの長所と短所について

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お盆休みが予定より2日程伸びてしまいました。

まだ夏バテ状態で元気が出ません。

疲れがたまっているような気がするが、年のせいかな、と思う。

最近都合の悪いことは、年のせいにする癖がついた気がする。

身体と気持との隔たりが大きい、やっぱり年をとったのだろう。

さて、この辺で仕事モードに切り替えよう。

モビールは、プラスチック、「金属板、薄い木の板のような軽い素材

とあるので、念のため比重を調べてみた。

比重だけでなく、厚みも推測ではあるが考慮して軽さの総合評価をしてみた。

材質       比重        厚み       軽さの総合評価(重量)

木材       0.5前後      6mm          3.0

紙        0.5前後      3mm          1.5

プラスチック  1~1.7       3mm          3.6

アルミ     2.7         1mm          2.7

ガラス     2.5        3mm         7.5

素材の比重と同等に厚さの要素も大きいと推測できる。

ガラス以外は、総合評価4.0以下で製作可能であり、軽い素材と判定できる。

ガラスの場合、厚さ3mmは通常のステンドグラスのガラスの厚みであり、

透過光の彩りを重視すると3mmの厚さににこだわりたい。

加えて、3mmあれば割れにくいことも重視したい。

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こうしてみると、やはりガラスは軽い素材とは云えない。

だがガラスには、他の素材にない光を透過する長所がある。

つまり、透過光の作る彩りとその影の美しさを見ることができる。

さらに欲張ると、色の異なる数枚のセット商品かな、と考える。

重さが欠点になる理由は、わずかな風等で動かないことだ。

これを克服すれば、良い訳であり重いという欠点は緩和する。

それには、動くものと連動する工夫、簡単に手で動かせる工夫

遠隔操作できる工夫、駆動装置を組み込む工夫等を検討しよう。

さらに、回転しやすいように吊るす糸に軸受けを組み込む工夫、

バネ等の弾性を利用して揺れを和らげ持続する工夫等も考えられる。

これらは全て、機械工学の機構学の分野であり、私にも考えることが出来る。

しかし、「何を」が一向に進まない。

技術屋とは全く異なるスキルが必要なんだ、と改めて痛感する。

だが泣き言は禁句だ。前が見えなくても少しづづでも前進だ。

やがて見えてくるはずだ。デザイン能力不足を痛感する。

hanabi19.jpg

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投稿日:2009年08月21日