あかぼり蓮園。蜘蛛の糸と滴の蓮葉物語はネット社会にも見えた

 あかぼり蓮園に6月11日に行く。久しぶりに見る光景は通路などの補修が進む一方、通行止めの部分も相変わらずだった。で、肝心の蓮田が病んでいるようで、咲いている花数も極端に少なかった・・・。

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 目を凝らし蓮田の奥を覗くと、蓮葉の上にキラキラ光る沢山の小さな滴と底に貯まった大きな塊が。それを撮ろうと、滴にフォーカスして一気にパチリ。一息入れて改めて見渡すと、左上に蜘蛛がいる。

 それは滴を蜘蛛の糸でつないでいるようで水晶の数珠にも見える清廉な光景に映った。ふと、芥川龍之介の蜘蛛の糸が頭をよぎったが、この光景は地獄の釜ではなく極楽のイメージ。むしろ、インターネットのWWWの意味でもある蜘蛛の巣のように滴をノード(節)にして張り巡らされたネットワークを象徴しているネット社会にも例えられそうだ・・・。続きは姉妹サイト"赤城山南東花めぐり日記"

投稿日:2018年07月18日